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上の句:
下の句: |
音にきく 高師の浜の あだ波は
かけじや袖の 濡れもこそすれ |
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上の句読み:
下の句読み: |
おとにきく かたしのはまの あだなみは
かけじやそでの ぬれもこそすれ |
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作者/歌人名: |
祐子内親王家紀伊(ゆうしないしんのうけのきい) |
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別名: |
() |
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決まり字: |
上の句: おと
下の句: かけ |
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| ■ 和歌の意味 |
| うわさに名高い高師の浜の、風もないのに立つ波のような、あなたの浮気なことばなど気にかけはしない。思いをかければ、波がかかってぬれるように、涙でそでがぬれるような結果になるから。 |
| ■ 出展・時代背景・文法事項など |
| 出展は『金葉集』恋下・469。「音」はここでは噂の意。「高師」には「高し」が掛けられている。「あだ波」は浮気な人をたとえた表現でもあり、これを受けて「かけじ」は「波をかけまい」と「心をかけまい」の二重の意味を持つ。
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