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上の句:
下の句: |
このたびは 幣もとりあへず 手向山
紅葉の錦 神のまにまに |
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上の句読み:
下の句読み: |
このたびは ぬさもとりあえず たむけやま
もみじのにしき かみのまにまに |
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作者/歌人名: |
菅家(かんけ) |
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別名: |
菅原道真(すがわらのみちざね) |
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決まり字: |
上の句: この
下の句: もみ |
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| ■ 和歌の意味 |
| 今度の旅はあわただしく、幣をささげることもできない。せめて、錦のように美しいこの手向山のもみじを、幣のかわりに神のみ心のままにお受けください。 |
| ■ 出展・時代背景・文法事項など |
| 出展は『古今集』羇旅・420。「度」と「旅」は掛詞。「幣」は神に祈る時の捧げもの。「取る」は幣を捧げる意。「あへ」はできる意の動詞。「取りあへず」で捧げることができないの意となるが、幣を忘れたというのは、紅葉の美しさを称揚するための和歌的虚構であるとされる。
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